プレミアプロでフェードアウト・フェードインする方法を解説します。
とっても簡単なので、ぜひやってみてください。
プレミアプロで音をフェードインする方法
プレミアプロを使って音のフェードインをさせる方法は2つです。
- (おすすめ!)エフェクトを使ってフェードインする方法。
- キーフレームを使ってフェードインする方法。
音をフェードインする方法1. エフェクト
プレミアプロのフェードインは、エフェクトを使うやり方のほうが直感的&簡単にできます。
【音声:フェードインのやり方】
- エフェクトパネルから指数フェードをオーディオクリップの先頭にドラッグ&ドロップ。
※場所:エフェクトパネル > オーディオエフェクト >クロスフェード >指数フェード - クリップ内のエフェクトアイコンをクリック。
※エフェクトコントロールパネル内に「ネストされたシーケンスパネル」が表示される。 - 「ネストされたシーケンスパネル」のタイムラインで、効果時間を調整する。
※調整方法:エフェクトクリップの右端をマウスで左右にドラッグ。
ポイントは、クリップ内のエフェクトアイコンをクリックして「ネストされたシーケンスパネル」内でエフェクトを微調整できるところ。
パネルではマウスだけの直感操作ができるので、作業性が格段によくなります。
クリップが小さすぎてエフェクトアイコンをクリック出来ないときは、タイムラインのメモリ間隔を大きくすると良いです。
【タイムラインのメモリを大きくする方法】
やり方は簡単。
タイムラインの下にあるスライドバーの右端の◎を左にドラッグするだけです。
- 左にずらす:クリップが拡大される。
- 右にずらす:クリップが縮小される。
音をフェードインする方法2. キーフレーム
キーフレームも慣れればなんてことありませんが、少しやるコトが多いです。
注意したいのは、順番と順番ごとにやるコトが決まっている点です。
【音声:キーフレームを使ったフェードインのやり方】
- 設定したいクリップをクリック。
※クリップが白い太枠線で囲まれて、エフェクトコントロールパネルに詳細情報が表示される。 - エフェクトコントロールパネルのタイムラインスライダーを音声開始点までスライドさせる。
- ボリューム > レベル 覧のストップウォッチマークをクリック。
※自動でキーフレームが打たれる。 - クリップの先頭にスライダーを移動する。
- キーフレームを打った後(①)、ボリュームの値を最小(⓶)にする。
エフェクトコントロールパネルのタイムラインに、「台形の左側」みたいなキーフレームのラインが出来ていればフェードインは成功です。
プレビューでチェックしてみてください。
\フェードインのキーフレームはこんな形になるのが一般的/
プレミアプロで音をフェードアウトする方法
プレミアプロを使って音をフェードアウトさせる方法は2つです。
- (おすすめ)エフェクトを使ってフェードアウトする方法。
- キーフレームを使ってフェードアウトする方法。
音をフェードアウトする方法1. エフェクト
音のフェードアウトも、エフェクトを使うやり方のほうが直感的&簡単にできます。
【音声:フェードアウトのやり方】
- エフェクトパネルから指数フェードをオーディオクリップの末尾にドラッグ&ドロップ。
※場所:エフェクトパネル > オーディオエフェクト >クロスフェード >指数フェード - クリップ内のエフェクトアイコンをクリック。
※エフェクトコントロールパネル内に「ネストされたシーケンスパネル」が表示される。 - 「ネストされたシーケンスパネル」のタイムラインで、効果時間を調整する。
※調整方法:エフェクトクリップの左端をマウスで左右にドラッグ。
ポイントは、クリップ内のエフェクトアイコンをクリックして「ネストされたシーケンスパネル」内でエフェクトを微調整できるところ。
パネルではマウスだけの直感操作ができ、作業性が格段によくなります。
クリップが小さすぎてエフェクトアイコンをクリック出来ないときは、タイムラインのメモリ間隔を大きくすると良いです。
【タイムラインのメモリを大きくする方法】
やり方は簡単。
タイムラインの下にあるスライドバーの右端の◎を左にドラッグするだけです。
- 左にずらす:クリップが拡大される。
- 右にずらす:クリップが縮小される。
音をフェードアウトする方法2. キーフレーム
キーフレームも慣れればなんてことありませんが、少しやるコトが多いです。
注意したいのは順番と順番ごとにやるコトが決まっていることです。
【音声:キーフレームを使ったフェードアウトのやり方】
- 設定したいクリップをクリック。
※クリップが白い太枠線で囲まれて、エフェクトコントロールパネルに詳細情報が表示される。 - エフェクトコントロールパネルのタイムラインスライダーをフェードアウト開始点までスライドさせる。
- ボリューム > レベル のストップウォッチマークをクリックする。
※自動でキーフレームが打たれる。 - クリップの最末尾にスライダーを移動する。
- キーフレームを打った後(①)、ボリュームの値を最小(⓶)にする。
エフェクトコントロールパネルのタイムラインに、「台形の右側」みたいなキーフレームのラインが出来ていればフェードインは成功です。
プレビューでチェックしてみてください。
\フェードアウトのキーフレームの基本はこんな形/
プレミアプロで映像をフェードインする方法
プレミアプロを使って映像をフェードインする方法も2つです。
- (おすすめ)エフェクトを使ってフェードインする方法。
- キーフレームを使ってフェードインする方法。
映像をフェードインする方法1. エフェクト
プレミアプロのフェードインは、エフェクトを使うやり方のほうが直感的&簡単にできます。
【映像:フェードインのやり方】
- エフェクトパネル からディゾルブをムービークリップの先頭にドラッグ&ドロップ。
※場所:エフェクトパネル > ビデオトランシジョン > ディゾルブ >クロスディゾルブorディゾルブorフィルムディゾルブorホワイトアウト - クリップ内のエフェクトアイコンをクリック。
※エフェクトコントロールパネル内に「ネストされたシーケンスパネル」が表示される。 - 「ネストされたシーケンスパネル」のタイムラインで、効果時間を調整する。
※調整方法:エフェクトクリップの左端をマウスで左右にドラッグ。
ポイントは、クリップ内のエフェクトアイコンをクリックして「ネストされたシーケンスパネル」内でエフェクトを微調整できるところ。
パネルではマウスだけの直感操作ができるので、作業性が格段によくなります。
クリップが小さすぎてエフェクトアイコンをクリック出来ないときは、タイムラインのメモリ間隔を大きくすると良いです。
【タイムラインのメモリを大きくする方法】
やり方は簡単。
タイムラインの下にあるスライドバーの右端の◎を左にドラッグするだけです。
- 左にずらす:クリップが拡大される。
- 右にずらす:クリップが縮小される。
映像をフェードインする方法2. キーフレーム
キーフレームも慣れればなんてことありませんが、少しやるコトが多いです。
注意したいのは、順番と順番ごとにやるコトが決まっていることです。
【映像:キーフレームを使ったフェードインのやり方】
- 設定したいクリップをクリック。
※クリップが白い太枠線で囲まれて、エフェクトコントロールパネルに詳細情報が表示される。 - エフェクトコントロールパネルのタイムラインスライダーを映像表示地点までスライドさせる。
- 不透明度 > 不透明度 覧のストップウォッチマークをクリック。
※自動でキーフレームが打たれる。 - クリップの先頭にスライダーを移動する。
- キーフレームを打った後(①)、不透明度の値を0%(⓶)にする。
ボリュームのキーフレームと違って、映像はタイムラインを見てもプレビューは予測できません。
実際のプレビューを見ながら動作確認することになります。
プレミアプロで映像をフェードアウトする方法
プレミアプロを使った映像のフェードアウト方法は2つです。
- (おすすめ)エフェクトを使ってフェードアウトする方法。
- キーフレームを使ってフェードアウトする方法。
映像をフェードアウトする方法1. エフェクト
映像のフェードアウトも、エフェクトを使うやり方のほうが直感的&簡単にできます。
【映像:フェードアウトのやり方】
- エフェクトパネル からディゾルブをムービークリップの先頭にドラッグ&ドロップ。
※場所:エフェクトパネル > ビデオトランシジョン > ディゾルブ >クロスディゾルブorディゾルブorフィルムディゾルブorホワイトアウト - クリップ内のエフェクトアイコンをクリック。
※エフェクトコントロールパネル内に「ネストされたシーケンスパネル」が表示される。 - 「ネストされたシーケンスパネル」のタイムラインで、効果時間を調整する。
※調整方法:エフェクトクリップの左端をマウスで左右にドラッグ。
ポイントは、クリップ内のエフェクトアイコンをクリックして「ネストされたシーケンスパネル」内でエフェクトを微調整できるところ。
パネルではマウスだけの直感操作ができ、作業性が格段によくなります。
クリップが小さすぎてエフェクトアイコンをクリック出来ないときは、タイムラインのメモリ間隔を大きくすると良いです。
【タイムラインのメモリを大きくする方法】
やり方は簡単。
タイムラインの下にあるスライドバーの右端の◎を左にドラッグするだけです。
- 左にずらす:クリップが拡大される。
- 右にずらす:クリップが縮小される。
映像をフェードアウトする方法2. キーフレーム
キーフレームも慣れればなんてことありませんが、少しやるコトが多いです。
注意したいのは順番と順番ごとにやるコトが決まっていることです。
【映像:キーフレームを使ったフェードアウトのやり方】
- 設定したいクリップをクリック。
※クリップが白い太枠線で囲まれて、エフェクトコントロールパネルに詳細情報が表示される。 - エフェクトコントロールパネルのタイムラインスライダーをフェードアウト開始点までスライドさせる。
- ボリューム > レベル のストップウォッチマークをクリックする。
※自動でキーフレームが打たれる。 - クリップの最末尾にスライダーを移動する。
- キーフレームを打った後(①)、不透明度を0%(⓶)にする。
ボリュームのキーフレームと違って、映像はタイムラインを見てもプレビューは予測できません。
実際のプレビューを見ながら動作確認することになります。
プレミアプロ おすすめのフェード エフェクト
プレミアプロのフェード・エフェクトの場所
プレミアプロに初めから入っているエフェクトは、音声・映像合わせて合計6つです。
◎音声のフェードエフェクト
- エフェクトパネル > オーディオトランシジョン > 指標フェード
◎映像のフェードエフェクト
- エフェクトパネル > ビデオトランシジョン >ディゾルブ 以下の4つ
- クロスディゾルブ
- ディゾルブ
- フィルムディゾルブ
- ホワイトアウト
- 暗転
映像フェード エフェクトの種類と特徴
映像フェードは、いずれも癖のない緩やかな動きで使いやすいのが特徴。
特にディゾルブ系の差は微妙なので、迷ったら滑らかなフェードが特徴の「フィルムディゾルブ」を使うのがおすすめです。
クロスディゾルブの特徴
下地(デフォルトは黒)をフェードアウトしながらクリップにフェードインします。
ディゾルブと違い、輝度に大きな変化は見られないまま変化していきます。
ディゾルブ
クリップから下地(黒)にカラー情報を追加して、下地(黒からクリップのカラー情報を差し引くことでフェードします。
フィルムディゾルブ
リニアカラースペース(ガンマ = 1.0)でブレンドを行うディゾルブで、見た目に違和感を感じにくいトランジションです。
ホワイトアウト
下地(黒)を白にフェードし、白からクリップにフェードします。
暗転
下地(黒)を黒にフェードし、黒からクリップにフェードします。
フェードを使うタイミングと注意点
フェードを使うタイミング
フェードを使うタイミングは次の通りです。
【フェードを使うタイミング】
- ムービーのオープニング。
- ムービーのエンディング。
フェードを使うときの注意点
フェードエフェクトの注意点は原則として2点。
- 多用しない。
- ムービーの途中には使わない。
フェードの特性は、徐々に存在感を変える事で始まりと終わりを感じさせることです。
なので、ムービー中に使うとメリハリやリズム感を損なう原因になりやすいエフェクトです。
トランジションにも同じことが言えますが、アニメーションが差し込まれるたびにムービーの流れが止まるので、フェードの多用は落ち着かない印象になりがちです。
プレミアプロでフェードアウト・フェードイン まとめ
フェードは、エフェクトかキーフレームのどちらかを使って組み入れます。
慣れればどちらも同じくらいの手間ですが、慣れない方・本業ではない方はエフェクトを使うのがおすすめです。
【エフェクトを使うメリット】
- 操作が直感的でわかりやすい。
- 修正が楽。
- 後からクリップを見ただけでエフェクトが入っていることがわかる。
キーフレームを使うデメリットは次の通りです。
【キーフレームのデメリット】
- 操作に慣れが必要。
- クリップやコントロールパネルを見ただけだと動き方を予想できない(特に映像)。
- 修正が面倒。
使うタイミング・ポイントは難しくなく、以下を守れば失敗することはまずないでしょう。
- 使うタイミング:オープニング・エンディング
- 使うポイント:ムービー中には使わない。オープニング・エンディング以外には使わない。
フェードは、映像・音声ともに基本のテクニック。
導入もカンタンなので、ぜひマスターして素敵な動画編集にお役立てください。