水彩画は、水彩絵の具を正しく使えるようになるだけで、画力はけっこう上がります。
【水彩画 絵の具の特徴・メリット】
水彩絵の具の最大のメリットは、普通の画材では描き込むが難しい 滲み・ぼかし・抽象模様 を簡単に作れることです。
- 水彩画なら!簡単にできる。
- 水彩画なら!誰にでもできる。
- ⇒水彩画テクニックを使うだけで絵のレベルが高く見える!
しかも、ほとんどの水彩技法は他画材に応用できるので、水彩画のレベルアップはまんま画力アップにもつながります。
水彩画や絵が上手くなりたいなぁ…と思っている方、ぜひ最後までチェックしてください。
【おすすめの 水彩画 通信講座はコレ!】
水彩画を効率的&効果的に学ぶなら、絵画教室よりも自分のペースで学べる通信講座がおすすめです。
中でも、「ユーキャンの水彩画講座」は、水彩画材の扱い方をマスターすることに特化したカリキュラムにトレぺ添削までついた 充実のFB !
楽しく学べるのが特徴です。
- 画材セットの教材だから、届いた日からすぐ描ける。
- テキストは大判(B4)サイズ!テキストもサンプルも見やすい。
- 添削指導は合計12回。きちんとフィードバックもあるから、上達までのスピードが早い。
水彩画上達のコツ
水彩画は、絵を描く能力を総合的に底上げしてくれます。
【水彩画で身に付く5つのスキル】
水彩作品は、描くだけで❶~➎のスキルを相対的にレベルアップできます。
- 画材の習熟度
- 色彩感覚
- 構成力
- 発想力
- デッサン力
特に❸~➎など、一見水彩画とは関係ないように思えるスキルも、出来上がりを予想しながら描いていく水彩画ではしっかりと鍛えられます。
ちなみに、水彩画を極めると写真のような細密描写だって夢じゃありません。
\ハイパーリアルな水彩作品(あべとしゆき先生)/
初心者が、技法の習得だけでこれ程の作品を作るのは無理ですが、あべ先生の作品は、水彩画の美しさと発展性を十分に感じさせてくれますね。
水彩絵の具の作る質感・表現力は、リアルにも抽象にも使えるので、強力な武器になります。
そんな水彩技法は、効率的なトレーニングを集中して行うことで、誰でもある程度のレベルに上達します。
【効率的に水彩画技法を習得する方法】
効率的に技法を習得するには、次の2つのトレーニングを平行して行うことです。
- 塗り絵スタイルで実技を重ねる。
- 上級者の作業リズムを模倣する。
ちなみに、オリジナル作品を作りながら技法を身に着ける方法は、一部の天才を除いて学習効率は悪くなります。
水彩画と塗り絵スタイル
水彩画塗り絵のコツ
塗り絵スタイルとは、決められたモチーフ・構図に対し、色を塗るだけの作業を繰り返す 学習スタイルです。
独学&初心者の方ほど効果は顕著で、モチーフを自由に描き、必要な技法を都度覚えていくフリースタイル(教室・学校に多い)よりも、効率的に学習できます。
【塗り絵スタイルorフリースタイル メリット・特徴 比較】
塗り絵スタイル | フリースタイル | |
メリット |
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デメリット |
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特徴 |
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【塗り絵スタイル メリット】
◎ 時短できる
- 初心者がフリースタイルで絵を描くときに、多くの時間が割かれるのが、構図決め・下書きです。
- 塗り絵スタイルでは、下書きは決まっているので、余計な思考・労力に咲く時間を短縮できます。
- 構成もデッサンも、画力アップには必要なスキルですが、塗り絵スタイルでも、スキルは鍛えられます。
- お手本の構図を繰り返して履修することで、バランス感覚も身に付きます(変な構図が居心地悪く感じられるようになります)。
◎ 技法のPDCAがやりやすい
- 特定の技法を繰り返せるため、手順・タイミングなどの振り返りがやりやすくなるので、活きたPDCAを実践し易いです。
◎ 課題が明確だから迷わない
- 目標(表現したいこと)がはっきりしているので、やるべき・使うべき表現方法に迷いが生まれません。
- 課題を軸に学習を網羅的に進めるため、自分の好みでは興味・関心を持てなかった表現を学べる可能性があります。
塗り絵スタイルはテクニックだけに集中できるので、上達スピードが早いのが特徴です。
水彩画の作業リズム
上級者の作業リズムの模倣で上達
わたしが、最も効率的に技法を習得できる方法だと思うのが、上級者の作業リズムを模倣することです。
絵に限らず、ほとんどの技術・技能は、作業リズムこそが重要なポイントです。
実は、知識や手順だけなら、無料の技能書やweb上にごろごろ転がっているのが現状です。
でも、知識を身に付けても結果を出せない人が多いのは、作業リズムを真似できないからです。
【不器用な人の特徴】
- 不器用と呼ばれる人は、身体の使い方が目先・手先の再現にしか意識が向いていない人が多いです。
- 器用と呼ばれる人は、目先・手先の再現よりも、身体全体の使い方やリズム感を真似るすることに注力しています。
おそらく、1度目の成果はどちらも似たような結果になると思いますが、不器用な方と器用な方では本質的な理解が180度異なるので、回を重ねる毎に差は広がります。
ただ、上級者の作業リズムを見れる機会はとても少ないです。
比較的ありがちなのは、ユーチューブなどのメイキングムービーですが、学習教材としては力たらずのことがほとんどですね。
【動画投稿サイトのコンテンツと視聴者】
メイキング動画は、無加工だととてつもなく地味なので、楽しく見れるように編集されています。
- 絵の変化を、ダイジェストorコマ送りで編集。
- 解説したいところのみ、ピックアップ&解説。
- …etc。
でも、学習コンテンツとして望ましいのは、アーティストの手元と画面を、無修正&ノーカットで視聴できるものなので、動画投稿サイトで良質な教材を見つけることはほぼ不可能です。
わたしも、国内・海外の有料~無料教材を視聴しまくったクチなので敢えて言うと、上級者の作業リズムを視聴するのに最適な教材は、通信講座のノーカットDVDくらいです。
- 良質な教材のポイントは、無修正&ノーカット の映像であること。
そして、現時点で最もリーズナブル&良質な教材は、グッドアピールの「大人のための 水彩画講座」ですね。
【おすすめの 水彩画 通信講座はコレ!】
水彩画を効率的&効果的に学ぶなら、絵画教室よりも自分のペースで学べる通信講座がおすすめです。
中でも、「ユーキャンの水彩画講座」は、水彩画材の扱い方をマスターすることに特化したカリキュラムにトレぺ添削までついた 充実のFB !
楽しく学べるのが特徴です。
- 画材セットの教材だから、届いた日からすぐ描ける。
- テキストは大判(B4)サイズ!テキストもサンプルも見やすい。
- 添削指導は合計12回。きちんとフィードバックもあるから、上達までのスピードが早い。
水彩画の通信講座と教室
通信講座と絵画教室のメリット・デメリットについて
初心者の学習方法で最も比較・検討されるのは、通信⇔絵画教室でしょう。
わたしは、どちらにも経験ありますが、最初は通信講座からはじめるのがおすすめです。
絵画教室も有益な上達ツールですが、多少なりとも画材を使って、うまくいくこと・いかない事の経験や言葉を知らないと、絵画教室では無駄な時間を消費してしまうからです。
【通信講座と絵画教室 比較・一覧】
通信講座 | 絵画教室 | |
費用 | 3万円~5万(教材&DVD) | 1万円~/月(目安) |
学習スパン |
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コミュニケーション |
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多くの場合、コミュニケーションが取れずに躓く。
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技法の習熟度 |
技法単位でもれなく修得可能。 |
基本的にカリキュラムはないので、未習・既習が混在する。 |
その他 |
修了を自分で見極め、人に作品を見てもらうフェーズへ自分で移行する必要がある。 |
先生・生徒とのコミュニケーションがとれると、新しい発見やモチベーション維持に繋がり、継続しやすい。 |
メリット・デメリットそれぞれありますが、絵画教室での学習メリットを最大化するには、ずぶの初心者ではない方がよいです。
- 通信教材:指導内容は買い切り可能で、時間は無限(自分次第)。
- 絵画教室:ランニングコストが永遠に掛かり、時間は有限。
教室は、買った時間で指導いただくスタイルなので、情報を積極的に取りにいかないともったいない学習方法なんです。
水彩画教室の選び方
通信講座と教室の選び方
通信と教室やコミュニティの2者択一で考える方は多いですが、わたしは通信と教室(コミュニティ)は、どちらも利用するのが良いと思っています。
ただし、同時に利用するのではなく、スキルに応じて段階を踏む2STEP方式がおすすめです。
【おすすめの講座&教室の利用方法】
- 超初心者:通信講座で技法をマスターする。
- 脱初心者(技法は一通り使える方):絵画教室・学校・投稿サイトなどで、オリジナル作品を公開・評価してもらう。
水彩画のコツ まとめ
水彩画を上手くなりたい人は、まず技法をマスターするのがおすすめです。
技法は、決まった手順で決まった作業を行うと、誰でもある程度の効果を出せます。
確実で最短なレベルアップ法なんです。
そして、初心者が水彩画を学ぶなら、通信講座からはじめるのがおすすめです。
通信講座は、基本技法を漏れなく効率的に学べるカリキュラムと教材が整っている点と、貴重な上級者(先生)の作業シーンが収録されているので、上達スピードが格段に速いです。
ちなみに、通信講座を検討するなら、3万円以下(税抜き)で受講できる「大人の水彩画講座」がおすすめです。
プロのノーカットな作業シーンは、そうそう出回っていませんので貴重ですし、はじめての技能習得には大きな助けになります。