PhotoShopの無料版と有料版の違い、できることやラインナップ・プラン、PhotoShopを最もお得に購入する方法について紹介します。
購入を検討されている方、よろしければ参考にしてください。
Photoshop 無料|代替と有料の違い
無料版(代替)と有料版の違いについて
現在、Photoshopシリーズには、5つのラインナップがあります。
【Photoshopシリーズ 主な機能・課金 比較】
Photoshop | Photoshop elements | Photoshop Lightroom | Photoshop Express | Photoshop camera | |
アイコン | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
主な機能 | フルスペック | Photoshopの廉価版 | 写真整理・画質調整 | コラージュ・レタッチ | 写真エフェクト |
デバイス | PC | PC | PC・モバイル | モバイル | モバイル |
有料or無料 | サブスク | 買い上げ | サブスク | 無料 | 無料 |
ちなみに、一般的にPhotoshopと呼んでいるのは Photoshop と PhotoshopElements のことですが、どちらも永久無料で使うことはできません。
【Photoshopを無料で使いたいときは?】
Photoshopを無料で使いたいときは無料体験版(フルスペック・利用期限あり)を利用することになります。
ということで、永久無料で使えるPhotshopはモバイル版アプリ2種のみとなります。
ちょっと聞きなれない(?)3亜種の特徴&ダウンロードリンクはコチラから。
Lightroomはクラウドベースで写真を管理するアプリです。
PCやモバイルとの連携がスムーズで、タブレットとPCを併用している方や、チームで編集する時に非常に便利です。
\Adobe Senseiの機械学習機能が人物とテーマを認識。データ整理も簡単に/
\画質を最大4倍まで上げられる新機能搭載/
- デバイス:PC・モバイル
- 価格:有料
撮った写真の切り抜き・コラージュ・ノイズ除去など、高度な画像編集をモバイルで簡単にやってのけるアプリです。
\レイヤー分けての合成&コラージュも簡単作成/
\ノイズ除去も一瞬/
\面倒な切り抜きもかなりの精度でサクッとこなす/
- デバイス:モバイル
- 価格:無料
\ダウンロード/
撮った写真の雰囲気を一気に変える、エフェクトレンズを搭載したアプリです。
\同じ写真でも一瞬でアーティスティックな写真に変換!/
- デバイス:モバイル
- 価格:無料
\ダウンロード/
Photoshop 無料|画像編集ツールにできること

Photoshopにできること
PhotoShopは画像のデジタル加工を行うソフトで、イメージできうる視覚表現をほぼほぼ実現してくれるツールです。
わかりやすい機能としては次のようなものがあります。
◎カラー補正
プリセット補正やイメージ合成など、簡単に画像の印象を変化できます。

◎ノイズ除去
自然な感じで、特定の対象だけを消すことができます。

◎画像補正
画像補正機能が豊富で、シミ・シワ・色調などを簡単に補正できます。

更にペイントなども駆使すると、モノクロすっぴんさんの画像をバッチリカラーのメイク顔へと加工(下図)することもできます。

◎歪み加工
パペットワークスという機能を使って、元画像のイメージを崩さず、自然に元画像を歪ませることができます。

上手に使うと、ポーズすら変えていまいます。

◎詳細な切り抜き
自然な画像補正や合成で差が出やすい、画像の切り抜き精度が段違いで素晴らしく、操作も簡単です。

◎合成
切り抜いた画像は、簡単に背景画像と合成できます。微細なところまで切り抜けるので、合成イメージも自然に仕上がります。

◎エフェクト合成
素材さえあれば、油絵・水彩・イラスト・点描・版画などへイメージ変換が一瞬で出来ます。

◎デジタルペイント
PhotoShopでは、重厚にタッチを重ねるデジタルペイントができます。特殊ブラシやエフェクトも豊富で、優れたクリエイティブも沢山あります。

PhotoShopで加工した画像は、動画やwebといったデジタルコンテンツでも使えるデータ形式で出力できるので、動画編集やweb制作にも欠かせないツールです。
Photoshop 無料|Photoshop Elements 違い

機能や仕様の違いについて
PhotoShopと名称・機能のよく似た PhotoShop Elementsは、PhotoShopのプリセット機能をまとめた 使いやすさ重視 のPhotoShop廉価版ソフトです。
【プリセット化された機能について】
機能をプリセット化すると、高度な画像編集を一瞬&簡単にできますが、細かい調整は出来ないというデメリットもあります。
例えば、PhotoShopとよく比較される例が色調整です。
\Elementsでも色調整のプリセット変更は可能だが…/

上記のような色調整ならElementsも一瞬で出来ますが、より微妙な調整ができるトーンカーブといった機能がElementsにはありません。
\PhotoShopのトーンカーブ/
また、Elementsではベクトル系データの加工・保存、スマートオブジェクト化が出来ないので、ロゴやボタンといったwebツール作成や動画編集向けの素材作りには確実に力不足です。
他の分かり易い違いといえば、購入方式とパソコン要件ですね。
◎購入方式
- PhotoShop Elements:買い上げ(バージョンアップは追加購入)のみ。
- PhotoShop cc:サブスクリプションのみ。
◎グラボ・GPUの有無
Elementsの方が機能が少ない分、低スペックのPCでも動作できるようになっています。
- PhotoShop Elementsはグラボ・GPUが不要
簡単にまとめると、それぞれのソフトにおすすめのユーザーは次の通りです。
- PhotoShop Elements がおすすめの方:写真・画像をできるだけ簡単に・ほどほどの精度で加工したい方
- PhotoShop cc がおすすめの方:細かいところまできっかり編集したい方・webツール作成や動画編集でも使いたい方
【Elements vs PhotoShop 主な仕様・機能の比較】
PhotoShop Elements | PhotoShop cc | |
ハードディスク | 7.5G~ | 4G~ |
グラボ・GPU | 不要 | 要 |
ベクトル系データ | × | ◎ |
スマートオブジェクト | × | ◎ |
購入方式 | 買い切り | サブスク |
価格 | 17,800 | 28,776/年 |
Photoshop 無料|買い切り
Photoshopの買い切り版について
Elementsを別にすると、Photoshopの買い切り版は2014年に販売終了したCS6というパッケージが最後になります。
今でもオークションなどで見かけますが、リスクしかないのでおすすめしません。
【Photoshop CS6(買い切り版)の購入リスク】
- adobe社のアフターフォローが終了しているため、一切の動作が保証されない。
- 古いソフトなので最新OSとの互換性はなく、今起動できたとしてもあと何年使えるか不明(既にMAC最新OSとは互換性はない)。
- 中古・転売品には海賊版の可能性がついて回り、ウイルスなどに感染するリスクや著作権侵害のリスクも高まる。
- 旧バージョンのソフトウェアの使用に対してはadobe社の管理を離れているため「第三者から権利侵害を主張される可能性」がある。
- ライセンスの譲渡には、厳密な譲渡ポリシーとadobe社を介した譲渡手続きが必要ですが、そこまで対応してくれる販売者を見たことがない。
現状、Photoshopの買い切り版は販売終了しているので、月額課金タイプのadobe ccを利用するしか手はありません。
Photoshop 無料|adobe ccとは?

adobe Creative Cloudとは?
adobe cc(adobe Creative Cloud)とは、adobeアプリを利用するための仕組みで、サブスクリプリョン(月額課金制)で利用します。
ブスクリプションとは、決められた期間内でサービスを利用できる契約方式のことです。
アプリがサブスクになることで、次のメリットがあります。
- アプリケーションのバージョンアップに対し、追加費用が不要。
- 使うとき(期間)だけの契約ができる。
デメリットは、ライセンス期間を自己管理する事くらい。
ランニングコストは買い上げアプリよりも安く、サービスも充実しています。
また、adobe ccはクラウド型のアプリなので、いつでも最新verのアプリを、追加のバージョンアップ費用なしで利用できるのも利点です。

- クラウド型もインストール型も、最初にアプリをインストールするのは同じです。
- その後、起動やアップデート時にインターネットを使った認証を行うのがクラウド型で、認証が不要なのがインストール型です。
- 起動時に認証を必要*とするため、クラウド型にはネット環境が必須ですが、恩恵として、自動的なアップデートやサービス提供が可能となります。
クラウド型 | インストール型 | |
インターネット環境 | 必須 | 不要 |
ユーザー認証 | 必須 | 初回インストール時のみ必要 |
Photoshop 無料|プラン

プランの種類と選び方について
PhotoShopでは、使えるアプリ数とサービスが異なる3つのプランから購入方法を選べます。
\PhotoShop 3つのプラン/
単体プラン | フォトプラン | コンプリートプラン | |
アイコン | ![]() |
![]() |
![]() |
ストレージ | 100GB | 20GB(1TB) | 100GB |
使えるアプリ | PhotoShop | PhotoShop Lightroom Lightroom classic |
20を超えるアプリ |
価格 | 28,776円/年 | 12,936円(26,136円)/年 | 72,336円/年 |
上表でなんとなくお気づきだと思いますが、PhotoShopのみを使いたい場合は フォトプラン が最もお得で、980円(税抜き)/月で利用できます。
単体プランとフォトプランの違いは、クラウドストレージ程度しかありません。
とはいえ、フォトプランは最低でも20GBあるので、普通の方だと困ることはないでしょう。
コンプリートプランは、Illustrator・After efects・InDesingなどのアプリも使い放題になるので、2つ以上のアプリを利用したい方にはマストなプランです。
【プランの選び方】
- クラウドをあまり利用しない&photoshopのみ使いたい:フォトプランがおすすめ。
- クラウドをたっぷり利用したい&photoshopのみ使いたい:単体プランがおすすめ。
- photoshop以外のアプリも使いたい:コンプリートプランがおすすめ。
Photoshop 無料|ダウンロード
ダウンロードについて
AdobeCCの契約(購入)は、パソコンをネットにつないでいれば10分程度で完了します。
まずは、以下の物を準備しましょう。
【持ち物】
- クレジットカード:必須。
- メールアドレス:必須。
- ソーシャルアカウント:推奨。
インストールや契約方法は、Adobeライセンスの購入ルートによって若干変わってきますが、基本的な手続きのポイント・順序は次の通りです。
【Adobe Creative Cloud 開始順序】
- 電子メール登録
- Adobe ID(新規作成新規の人)の作成
- クレジット情報登録
- Adobe CC デスクトップ(アプリ)のインストール
- Adobe CCデスクトップから、各アプリを個別にインストール
❶ 購入フォームへアクセス
公式サイトから進む方は、トップにある「購入プランを選ぶ」にアクセスします。
❷ プラン選択
購入プラン選択フォームでは、「コンプリートプラン」か、個別の「単体プラン」を選び、(購入する)ボタンをクリックします。
❸ メールアドレス登録&支払方法(プラン)を選択
メールアドレスを入力し、支払方法をプルダウンで選択後、(支払手続きへ)をクリックします。
❹ Adobe ID 登録
Adobeアカウントへのログインを求められます。
Adobe IDを持っていない方は、このタイミングで新規に作成することになります。
Google・Facebook・appleのソーシャルアカウントをお持ちなら、ソーシャルログインが可能です。
➎ クレジット登録
クレジット情報を入力し、支払いプランと合計金額を再度チェックの上で、左下の(注文する)をクリックします。
クレジットの認証と決済が完了すると、以下のポップアップが表示され、AdobeCCの申込は完了です。
➏ Adobe Creative Cloud Desktopインストール
AdobeCCの申込が完了したら、いよいよアプリをインストールしていきますが、まずはAdobeCCデスクトップという、AdobeCCを管理するアプリケーションをインストールします。
アプリは、申込完了後に表示されるポップアップの使用開始をクリックすると始まります。
【AdobeCCデスクトップ】
AdobeCCデスクトップとは、Adobeアプリの起動・更新・チュートリアルへのアクセスを簡単に行うダッシュボードアプリです。
アプリの詳細をお知りになりたい方や、上記ポップアップを消してしまった方は、以下をご確認ください。
❼ Adobe CC Desktop インストーラーのダウンロード&起動
使用開始をクリックすると、インストーラーを自動的にダウンロードしてくれます。
完了したら、ポップアップ(winなら画面下にぴょっこり出てきます)をクリックし、起動しましょう。
❼ Adobe CC Desktopのインストール
インストーラーを起動後は、Adobe IDかソーシャルログインを使って認証します。
認証完了後、「インストールを開始」ボタンが表示されるのでクリックします。
❽ Adobe CC Desktop起動
インストール完了すると、自動でクリエイティブクラウドデスクトップが起動します。
❾ 必要なアプリをインストール
AdobeCCデスクトップ上に表示されているアプリ一覧から、インストールしたいアプリを、個別にインストールしていきます。
Photoshop 無料|使い方
Photoshop ccの使い方
adobeのアプリケーションは、次の2STEPで簡単に起動できます。
【adobe Creative Cloud使い方】
❶ Adobe CC Desktopを起動
プログラムの中から Adobe Creative Cloud を選び、起動します。
※デスクトップ上のショートカットからでもOKです。
❷ 使いたいアプリを起動
Adobe Creative Cloud Desktopが起動するので、使いたいアプリの開くをクリックする。
ちなみに、Photoshopには細かい操作がたくさんありますが、網羅的に覚える必要はありません。
興味のある所や必要性のあるところを、その都度マニュアルやチュートリアルを見て、操作しながら覚えていくのが一般的で、触った時間の長さがスキルと比例します。
【超初心者におすすめ adobe公式の無料チュートリアル】

全く使ったことがない方には、公式サイトの無料チュートリアルを一通り挑戦してみるのがおすすめです。
レベルは初心者向けにかみ砕かれていますが、超基本的なことから実践的なテクニックまで紹介しているので、短期間でスキルアップできます。
Photoshop 無料|最安で購入
Photoshopを最安で購入する方法
PhotoShopは、amazonや公式ストアから購入できます。
なお、最安値はセールの有無とプランによって変わります。
PhotoShopだけを利用したい方の場合、おすすめはフォトプラン20GBです。
\PhotoShop単体が最もお得なフォトプランの購入はコチラ/
そして、単体プラン・フォトプランの最安値は、その時のキャンペーン内容・有無によって変わります。
まずは公式サイトをチェックして、キャンペーンをやっていたら、公式サイトから購入するのが定石です。
【Amazonと公式サイトのキャンペーン傾向】
- キャンペーンの無い時期:Amazon経由の方が消費税分安い。
- キャンペーンのある時期:Adobe公式の方が、割引率が大きい。
昨年、わたしが確認した割引実績は次のとおり。
▼Photoshop|年間プラン(一括払い)
おすすめ度 | チャネル | キャンペーン | キャンペーン時期 |
1位 | Amazon | 20%(~50%)OFF | 不定期で年に3~5回 (夏・秋・初冬) |
2位 | Adobe公式 | 32~41%OFF |
どっちのストアが安いか?は、リアルにタイミング次第です。
「金額がほとんどかわらない」・「比較するのが面倒」など、単体プランの購入ショップで迷うときは、コンプリートプラン程の価格差もないので、スムーズに購入できる公式サイト経由がおすすめです。
- メーカー直だから安心。
- アクティベートコード(暗証番号)の登録もなく、購入&インストールもスマート。
\amazonへのリンクはコチラ/
コンプリートプランを最安値で利用したいなら、adobe ccライセンス付きの通信講座を受講するのがおすすめです。
講座・スクールを選ぶときのポイントは3つです。
【講座選びのポイント】
- adobe ccがパッケージされた講座になっていること。
- 講座の受講(利用)は必須ではないこと。
- 価格が通常版よりも安いこと。
上記を満たした講座で、ダントツでおすすめなのがデジハリのadobeオンライン講座です。
\adobe ccコンプリートプランに講座も付いて3万円以上も安い!/
【デジハリとは】
デジハリとは、adobeの通信講座に、adobe ccコンプリートプラン(1年)をパッケージした商品です。
付属のadobe ccがアカデミック版なので、講座込みでも通常版より3万円以上も安い金額で購入できてしまいます。
なお、デジハリは1年通して最安値なので、キャンペーン・セール時期を気を付ける必要がありません。
\コンプリートプラン価格:ストア比較/
ランキング | ショップ | キャンペーン | キャンペーン時期 |
NO1 | デジハリ | なし | なし (常時3万円以上安い) |
NO2 | Amazon | 20%OFF | 不定期で年に3~5回 (夏・秋・初冬) |
NO3 | Adobe公式 | 20%OFF |
Photoshop 無料|学生
Photoshopの学生版について
adobeソフトには、一般的なアプリと同じように学割価格が適用できます。
ただし、Photoshop単体での学割購入はできないので、コンプリートプラン(アカデミック版)を購入することになります。
【学生版のメリット】
- 機能制限がない。
- 商用利用も可能。
- 65%OFFの価格で利用できる。
- 購入には学生証明が必要。
激安なので、のどから手が出るほど欲しいライセンスですが、通常は、学生・教職員の方以外が購入することはできません。
ですが、社会人でも合法的に学生版を利用する方法がたった一つだけあります。
【社会人が激安のadobe cc学生版を購入する方法】
- adobe プラチナパートナースクールで、ライセンス付き講座を受講する。
具体的には、先に紹介したデジハリ講座を受講する方法で、通信講座もついているのに通常版より3万円以上安くadobe ccコンプリートプランを利用できます。
\adobe ccコンプリートプランに講座も付いて3万円以上も安い!/
Photoshopだけしか使わないという方には不向きですが、illustratorやPremiere Proなど、複数のアプリを使いたい方にはとてもおすすめです。
Photoshop 無料|まとめ
PhotoShopは、画像のデジタル加工・編集ができるアプリで、イメージできる補正や加工はほぼできてしまう強力なアプリです。
\元の画像さえあれば、なんだってできる!?/
特に優れているのは、加工データがwebや動画にも流用し易い形式で出力できる点で、他ソフトとの連携力がずば抜けて高いですね。
そんなPhotoShopを安く買う方法・ストアは、プランによって次の3パターンになります。
PhotoShopは、web・動画編集・校正・イラストなどなど、デジタルクリエイティブを作る方にとって必須のツール。最もお得な方法で購入しながら、末永く使っていきましょう。
⇒adobe cc を安く購入する方法!最安&個人でアカデミック契約