クリスタにおすすめのタブレットと選び方・違いを紹介します。
これからはじめようと考えている方、よろしければ参考にして下さい。
クリスタ タブレットとパソコン・アプリの違い
クリスタの特徴のひとつは、スマホですら使える対応OSの幅広さ。
つまり、必ずしもパソコンは必要ありません。
クリスタタブレット選びは、結局のところ「どのOSを使いたいか？」で決まります。
クリスタ対応OS
クリスタを動かすにはパソコンやスマホのOSは必須です。
OSのないタブレットだけがあっても、クリスタを動かせないからです。
【クリスタ対応OS】
- Windows
- macOS
- iPad
- Chromebook
- iPhone
- Galaxy
- Android
ちなみに、スマホでもパソコンでも、お絵描きの基本機能自体に大きな違いはありませんが、一部の高度なメニューはパソコンでしか使えません。
- QUMARION対応
- 共同作業の管理（EX）
- Open Toonzのシーンファイルの書き出し（EX）
- スキャナを使用した画像の読み込み
- 印刷
液タブと板タブと画面
液タブと板タブで迷ってる人も多いと思います。
ぶっちゃけ、OSさえあれば、液タブでも板タブでも使えますが、スマホの様にディスプレイが小さい画面は、板タブよりは液タブを使った方が良いです。
正直小さい画面は拡大⇔縮小が煩雑になるので結構面倒です。
液タブ×スマホは便利ですが、デメリットを挙げるとすれば、お絵描き中は充電が出来ないことと、液タブの価格が高価だというトコロ。
- スマホメインの人はディスプレイの大きな液タブがおすすめ。
windowsのクリスタ タブレット
Windows OSでクリスタを使うときに、選ぶタブレットのパターンは次の2つです。
- デスクトップorノートパソコンに繋ぐ：別途、液タブか板タブで使う。
- パソコンに繋ぎたくない：タブレットPCかOS搭載型液タブで使う。
タブレットPC
タブレットPCとは、サーフェースの様なタブレット型のパソコンのことです。
ディスプレイがタッチパネルになってるので、別途液タブ・板タブを買わなくてもペンさえ追加購入すれば普通にお絵かきできます。
追加のタブレットを買わなくて良い分、初期費用を安く抑えられます。
OS搭載型液タブ
パソコンを全く使用しない人は、OS搭載型の液晶タブレットを利用するのがおすすめです。
現在、市販されているOS搭載モデルはwacomのWacom Mobile Studio Proだけですね。
「タブレットだけなら初期費用は安くなるか？」というと、win搭載タブレットには当てはまらず、「クリスタ以外にWindowsは全く使わない！」という方でないと、ちょっと手が出にくいお値段をしています。
ただ、コレさえあれば外出先でもどこでもお絵描きできるので、出先でもお絵描きした人や、作業環境をシンプルにしたい方、自宅のいろんなところでお絵描きしたい方に向きます。
【wacom mobile Studio Pro 13性能】
| 仕様 | XP-PEN Artist12セカンド | |
| 筆圧感知レベル | 8192 | |
| 傾き検知 | ◎ | |
| サイズ | 13.3型 | |
| 定価（税込） | 308,000円 | |
android・iPhoneのクリスタ タブレット
スマホをOSにしたい方は、板タブよりも液タブがおすすめです。
タブレットは高いほど性能も良くなりますが、最初から上を望んでも切りがないので、リーズナブルさか品質の確かなブランド品の下位グレードのいずれかではじめるのがおすすめです。
XP-PEN Artist12セカンド
スペック性能が良く、大きさ・価格も手ごろで人気なXP-PEN。
ファンクションキーも装備する本格仕様で、初心者から中級者まで、幅広い方におすすめです。
フルラミネーション加工だから、液タブ特有の視差も起きにくい仕様です。
【XP-PEN Artist12セカンド 性能】
| 仕様 | XP-PEN Artist12セカンド | |
| 筆圧感知レベル | 8192 | |
| 傾き検知 | ◎ | |
| 画像解像度 | 1920 x 1080 | |
| ファンクションキー | 8 | |
| サイズ | 346.2 x 209 x 12 mm | |
| 定価（税込） | 29,680円 | |
wacom one
wacom oneは、タブレットメーカーの老舗wacomのエントリーモデルです。
描くことに特化したタブレットで、ファンクションキーもないシンプルな機能のみ搭載しています。
使いやすい内臓型19度角のスタンド付きで、後付けのスタンドを買わなくても、長時間の作業がしやすいところも嬉しいポイント。
【wacom one 性能】
| 仕様 | wacom one | |
| 筆圧感知レベル | 4096 | |
| 傾き検知 | ◎ | |
| 画像解像度 | 1920 x 1080 | |
| ファンクションキー | ナシ | |
| サイズ | 225 x 357 x 14.6 mm | |
| 定価（税込） | 42,900円 | |
iPadでクリスタ
iPadでクリスタ
クリスタはipadにも対応しています。
iPadともなると、スマホと違ってディスプレイもソコソコ大きいので、iPadそのものが液タブ代わりとして充分に機能します。
また、アップルペンシルとの組みあわせが優秀で、筆圧感知・傾き・感度はカナリ良き。
ipad持ちならタブレットの購入は見合わせて、まずはipad単独で使ってみるのがおすすめです。
ちなみに、ipadのデメリットはスタンドがないトコロ。
スタンド平置きだと長時間の作業には向かないので、後付けスタンドも欲しくなると思います。
クリスタタブレット まとめ
クリスタタブレットは、「どのOSに繋ぎたいか？」でおすすめが変わります。
- スマホに繋ぐ：液晶タブレットがおすすめ。
- パソコンに繋ぐ：板タブレットがおすすめ。
- パソコン繋ぎたくない：タブレットPCかiPadがおすすめ。
パソコン持ってる方なら、断然板タブレットがおすすめですが、パソコンほとんど使わない方なら、スマホ×液タブか、iPad×アイペンシルがおすすめです。
