adobe社が提供するストックサイトadobestockの値段や特徴、使い方について紹介します。
気になっていた方、よろしければ参考にしてください。
adobeストックとは?
adobeストックの特徴
adobeストックとは、adobe社が提供する素材のストックサイトです。
有料素材と無料素材とがあり、無料のみを使うこともできます。
【adobestockの特徴】
- 素材数:3億点以上(無料素材だけでも9万点以上)
- 素材の種類:写真・イラスト・ベクター・ビデオ・オーディオ・テンプレート・AI生成・3D
- 商用利用:◎
adobestockは、Photoshop・illustrater・PremiereProとの連携が簡単にできるのも特徴です。
お気に入り素材をサイトで見つけたら、ライブラリに保存していくだけでadobeアプリ内のライブラリから簡単に呼び出せるようになります。
adobeストックの料金
adobeストックの価格
adobestockは大きく分けて無料と有料があります。
無料素材は当然ながら0円です。
有料素材は、基本的に使った素材点数+素材の種類で課金される仕組みです。
◎有料素材の価格(サブスク)
サブスクの場合、素材ごとの単価変動はなく、1ヶ月に使える点数の上限+契約期間によって値段が変わります。
当然ながら1ヶ月に利用できる点数が多くなるほど1点あたりの単価は安くなります。
また、月々契約よりも年間契約の方が1ヶ月あたりの単価が安くなります。
【Adobe Stock サブスクの価格表】通常ライセンス素材数・HDビデオ本数/月
3点orビデオ1 | 25点orビデオ3 | 40点orビデオ6 | 750点orビデオ25 | |
年間プラン (月払い) |
3,828円 | 6,578円 | 10,428円 | 27,478円 |
月々プラン | 3,828円 | 9,328円 | 13,068円 | 32,978円 |
◎有料素材の価格(クレジットパック)
月ごとに使う量にバラつきがある方は、毎月課金のサブスクではなく6ヵ月有効のクレジットパックを利用するのがおすすめです。
クレジットパックでは、サブスクと違って素材ごとでクレジット(料金)が変わる点には注意が必要です。
【クレジットパック料金】
- 5クレジット:6,400円
- 16クレジット:17,600円
- 40クレジット:39,600円
- 80クレジット:74,800円
- 150クレジット:132,000円
ちなみに、支払い方法で迷った時はサブスクがおすすめです。
adobestockのサブスクは他社と違って、未使用点数の次月繰り越しができるのが特徴。
月ごとの使用量のムラがそれほど激しくないなら、サブスクでも無駄になるケースは少ないかなと思います。
adobeストックを無料で使う方法
adobeストックを無料で使う方法
adobeストックを無料で使う方法は次の2パターンです。
- 無料カテゴリの素材を使う。
- 無料体験版を利用する。
そもそも「無料」ロゴがついた素材を使う分には課金はされません。
\無料素材はマウスを重ねると「無料」ロゴが表示される/
無料素材は、フィルターのチェックボックスにチェックを入れると絞り込んでくれるので、手間もありません。
\☐無料フィルターを使えば検索も楽ちん/
有料素材を無料で使いたい場合、唯一の方法は無料体験版を利用することです。
【無料体験版の使い方】
- 「無料で試す」ボタンをクリック
- 30日間以内に解約する
※期限は「無料で試す」の次に表示される画面下部の請求日までに手続きすればよいです。
無料体験版はサブスク40点プランも対象です。
量を試したい方は40点プランでの体験も検討してみてください。
なお、体験中にダウンロードした素材は、体験期間が終了したあとでも通常ライセンスの範囲内で商用利用可能です。
体験期限内に解約しない場合は本契約となり、課金が発生します。
adobeストックのメリット
有料版adobestockは利用するメリットが大きいと思ってマス。
理由は次のとおりです。
- 時短になる
- 加工しやすい
- 商用利用ができる
- 安い
- 未使用素材点数は次月に繰り越しできる
メリット1.時短になる
ワタシも無料ストックサイトを相当使ってますが、無料ストックサイトから欲しい素材を探すのは結構時間が掛かります。
【無料ストックサイトのデメリット】
- イメージに近い素材がなかなか見つからない。
- ワード検索などに制限がかかっている場合がある。
- 使いやすい素材は頻繁に利用されていてオリジナリティがない。
- 加工が必要でそのまま使いづらい。
- 単体としてはソコソコ良く見えても、テキストとの組み合わせが微妙に上手くない。
結果として、程度の良い素材を見つけるまでにそれなりの時間が掛かることも珍しくありません。
adobestockなら、そもそもの素材数が膨大なうえに、ワード検索、絞り込み検索などが充実しているので、欲しい素材が見つかるまでの時間も相当短縮できます。
メリット2.加工しやすい
adobestockの素材は加工しやすいものが多いのも特徴です。
- 背景削除済みの画像をダウンロードできる。
- ベクター画のダウンロードができる。
- ファイル形式を選べる。
また、adobeアプリを使っている方は、ライブラリから簡単に呼び出せるので地味に便利です。
メリット3.商用利用ができる
adobestockの素材は、最低でも通常ラインセスになっており、商用利用が可能です。
通常ライセンスについて
adobe Stockにあるほとんどの写真、ベクター素材、イラストは通常ライセンスとともに提供されます。通常ライセンスでは以下のことができます。
- 製品パッケージ。マーケティング用印刷物、デジタルドキュメント、ソフトウェアなど、すべてのメディアで素材を最大500,000部使用する。
- 予想される閲覧者数が500,000人未満のEメールマーケティング、モバイル広告、放送番組、デジタルプログラムに素材を使用する。
- 閲覧制限なく、Webサイトまたはソーシャルメディアサイトに素材を投稿する。
- 素材自体が主な購入目的となる製品、製品が500,000回以上複製される場合を除き、教科書などの特定の種類の製品に素材を使用する。
- 未編集の素材を、ライセンス条件に従うことに契約上同意した従業員および業務請負者と共有する。
- ライセンスを顧客または雇用主に譲渡する。
通常ライセンスでは以下のことはできません。
- 独立したファイルとして配布する。
- 素材自体が主な購入目的となる商品、テンプレート、そのほかの製品を再販または配布目的で作成する。例えば、ポスター、Tシャツ、マグカップなど、印刷された素材が購入目的になる場合は、素材を使用することができません。
- ライセンスを複数の雇用主または顧客に譲渡する。ただし、一つひとつのライセンスが個別に購入されている場合を除きます。
引用:adobe公式
メリット4.安い・未使用素材の次月繰り越しができる
ストックサイトの有料素材の値段は、点数や契約方法、素材自体の単価変動があるので単純比較は難しいですが、各社で共通する750点プランで比較してみたのが以下です。
【750点プラン/年間プランで有名大手3社の価格を比較】
- adobestock:27,478円
- shutterstock:29,480円
- pixta:53,400円
adobestockが最も安いですね。
しかも、adobesutockだけは未使用点数は次月に繰り越しできる(サブスク利用時)ので、無駄が発生しにくいのも特徴です。
adobeストックのデメリット
adobeストックのデメリット
adobeストックのデメリットとしてよく言われるのは次の2点です。
- 海外素材が多く日本人や日本家屋には向く素材が少ない。
- 手続きを忘れて自動継続されやすい。
ちなみに、ワタシ個人の感想は次の通りです。
- 確かに昔は西欧人や海外のインテリア素材ばかりでしたが、最近では、東洋人向けの素材が増えている。
国内使用に適した素材点数も充実してるのでデメリットとまでは感じない。 - サブスクなので自動継続の自己管理が必要なのは当たり前のコト。
自動継続が嫌ならさっさと解約(非継続)手続きするか、ちょっと割高な毎月払いで契約すればよいだけ。
adobeストック まとめ
adobestockは無料でも有料でも使える高品質なロイヤリティフリーのストックサイトです。
まずは無料素材からでも使ってみると良いと思います。
【adobestockの特徴】
- 素材数:3億点以上(無料素材だけでも9万点以上)
- 素材の種類:写真・イラスト・ベクター・ビデオ・オーディオ・テンプレート・AI生成・3D
- 商用利用:◎
なお、adobestockの素材も、品質の高いもの・加工に適したものは有料素材になっていることが多いです。
頻繁に素材が必要な場合やオリジナリティの高い素材を探している場合は、時短にもなるので有料版の利用も検討するのがおすすめです。
価格は他社大手のストックサイトと比べてもリーズナブルな価格設定なることがほとんどなので、価格面でもおすすめのストックサイトと言えます。