デジタル絵師さんに愛用者が多い二本指グローブの必要性と選び方、おすすめを紹介します。
気になっていた方、よろしければ参考にしてください。
ペンタブ手袋の必要性
ワタシも昔は「グローブって恰好だけでしょ?」と思っていたのですが、それは大きな間違いです。
むしろ、タッチ機能を使う人には必須といっていいアイテムです。
【二本指グローブのメリット:タブレット種類比較】
機能 | 板タブレット | 液晶タブレット |
誤反応防止 | ◎ | ◎ |
滑りが良くなる | – | ◎ |
熱緩和・手汗予防 | – | ◎ |
防寒 | ◎ | – |
メリット1.誤反応を防ぐ
ペンタブグローブの最大のメリットは、タブレットの誤作動を防いでくれることです。
【ペンを持つ手がタブレットに触れると誤作動を起こす】
高性能なタブレットは、指によるタッチ&ジェスチャー操作ができるのが一般的です。
そこで問題なのが、ペンを持った手をタブレットにつけた時に誤作動を起こしてしまうことです。
◎よくある誤作動
- 突然画面が回転する。
- ペンのサイズや種類が変わる。
- 余計なトコロに線や点を引いてしまう。
…etc。
二本指グローブをはめると、タブレットの上に手を乗せても誤作動が起きにくくなるので、作業中のストレスが激減します。
グローブをはめずに作画しようとしたら、タッチ機能をOFFにせざるを得ませんが、便利なタッチパネルやジェスチャー機能を使えなくなるのは残念すぎます。
二本指グローブ自体が高いものではないですし、作業効率を考えると活用した方が断然良いです。
メリット2.滑りが良くなる
液晶タブレットは、手が乾燥してたり微妙に汗をかくと顕著に滑りが悪くなります。
ただし、二本指グローブを使っていれば手の状態に関係なく滑らかに手を動かすことができます。
メリット3.液タブの手汗を防ぐ
液晶タブレットは熱を出すので、長時間作業していると手汗が出ます。
むき出しの手汗にはイイコト一つもありません。
【手汗の弊害】
- ディスプレイを汚す。
- 手の滑りが悪くなる。
- 水滴が故障の原因になる。
基本的に、二本指グローブには速乾性と吸湿性に優れた素材が使われています。
長時間使っても、画面を汚したり作業効率を下げるような状況を避けられるので、液タブ使いにはぜひ活用をおすすめしたいです。
メリット4.板タブが冷たくない
板タブレットにもグローブを使うメリットがあります。
それは防寒グッズとして…。です。
板タブレットは、液タブレットと違って熱を持ちません、
なので、冬場に素手を乗せると結構冷たいのが難点です。
ペンタブに手を乗せると冷たいなー…と思っていた方は、二本指グローブをはめるとジンジンとした冷たさを防いでくれます。
ペンタブ手袋の選び方
ペンタブ手袋の選び方
ペンタブ手袋を選ぶ時のポイントはただ一つです。
- 非通電パッドがきちんと組み込まれていること。
形だけをマネて、100均のグローブを切って使う人とかいますが、ただの布では誤作動を防げません。
手袋に厚みを持たせても、ただの布では普通に反応することが多いです。
【こんなグローブは選んじゃダメ】
- 普通の手袋をカットして使う。
- 誤作動防止機能がない。
- 安くて薄いのグローブを2枚重ねる。
ちなみに、二本指グローブに左右の違いはありません。
伸縮性のある素材で出来てるので、極端にサイズオーバーしない限りは使いづらくなるなんてこともなく、サイズミスも起こりにくいです
二本指グローブ おすすめ
ELECOM 2本指グローブ
ペンタブ手袋のおすすめはelecomの二本指グローブです。
非通電パッドが縫い込んであるので誤作動のしにくさはかなり優秀。
1,000円以下というコスパも◎。
口コミでは縫製の甘さが良く指摘されていますが、個人的には「所詮は消耗品だし、まぁこんなものでしょ?」と言うレベルだと思います。
TNTOR 2本指グローブ
elecomよりはちょっとお値段しますが、TNTORの二本指グローブも人気が高いですね。
使用感や性能に大きな違いは感じませんが、タグがないぶんちょっとクールには見えるかなぁ…。というレベル。
ELECOM 1本指グローブ
指への干渉が気になる方は、1本指タイプのグローブがおすすめです。
ペンタブ手袋 まとめ
ペンタブでお絵描きする人は、ペンタブ手袋を使うのがおススメです。
液晶タブレット、板タブレット、どちらのタブレットを使う場合でもメリットあります。
【ペンタブ手袋のメリット】
- 誤作動を防止する。
- タブレット上を滑らかに動かせる。
- 手汗が流れるのを防ぐ。
- タブレットからの熱や冷気を和らげる。
選ぶポイントはたった一つ、誤作動を防ぐ非通電パッドが入ったものを選ぶことです。
高いものではないので、自作や代用ではなく、きちんとした専用品を購入するのが失敗しないコツです。